嫉妬で目覚める朝

嫉妬の苦しみの中朝起きます。

いままでならおはようってラインしあったのに

今は元彼は新しい彼女にデレデレしているのが

眼前にハッキリと浮かび上がります。

なんで私じゃだめだったんだろう。

私のほうが可愛くないし胸もないよ

気づかいだってあの子の方が出来る。

でも想いだけは。

大切にしたい、大事にしたいっていう想いだけは

世界中の誰よりも負けないのに。

私もダメなところいっぱいあったよ、謝りたい。

家の前で待ち伏せして言いたくなった。

でも

でもそんな粘着してたら

彼に嫌われるのもわかっている。

だから身を、引かなくっちゃ、ならない。

彼のことを想うなら、今まで泣きついた私を反省して

それでも好きなら機会を伺うしかない。

とはいえ今の私は今まで受けられていた愛情も

電話もラインもなくなって

喪失感と嫉妬で掻き消えそうだ。

周囲は早くそんな縁きっちまえという。

私もそう思う。

きっとまた、ヨリを戻せたとしても同じように

可愛らしい女性の方へ走っていくだろうから。

私を傷つけてだって他の人の元へ行くのだから

彼の私への情なんてその程度なのだ。

引き裂いてやりたい！

でも引き裂いたら嫌われてしまうのだ！

恨まれてしまうのだ！

こんな嫉妬の炎、執着の想い、消えてほしい！

今日は今から友人に会いに行くので久々に身なりを整える。

ベッドもきれいにしようと思う。

Officeの入れ方がいまいちわかっておらず、自分のアホさに絶望する。

上司からの返信はない。

親からはいい加減に前を向けと怒られる。

外の喫茶店とかに行った方が

泣くわけにはいかないし自己アピールも書けそうだ。

自己アピール等書かなければ転職エージェントに無理くり会うことすら

叶わないので、無理やり会って前に進みたいのに

毎日泣いてばかり、ご飯もうまく喉を通らなくて

自分でも悔しい。

悔しい、私のことをもう一回無尽蔵に愛してほしい。

でもそれは子供っぽい欲求でしかない。

無尽蔵に愛されたいのなら、

愛する努力をしなければならない。

それなのに今の私は

申し訳ない、とか、悲しい、つらい、憎い

という気持ちに全部持っていかれている。

いやだ、こんな私はいやだ

私、こんな人間じゃなかったはずだ。

もっとちゃらんぽらんに、無邪気に

いきてきたのに。